「G空間EXPO 2018」地理空間情報科学で未来を作る
11月16日、東京お台場で行われていたG空間EXPOへ行ってきました。
G空間EXPOとは地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現に向けて産官学が連携し、地理空間情報と衛星測位の利用活用を推進する場として毎年開催されているイベントです。
今回参加した新入社員の感想になります。
「30程の企業・団体等の展示・体験イベントを通じてG空間について最先端の技術を紹介していました。仕事を通じて知っている企業等の展示も多くあり、どのような新しい取り組みが行われているかを知ることができ、学ぶことが沢山ありました。3Dスキャナーやドローン等の機器が今後さらに活かされていくので、それらについての理解を深めていくことが必要なのではないかと思いました。」
「ブースには数多くのMMS(モービルマッピングシステム)が展示されており、現在自分が携わらせて頂いている業務のMMSと比べて点群データがより繊細でリアルに再現されていました。現システムではシステム本体を移動することが可能であり電車などにも搭載され、トンネル覆土面の経年変化抽出やホーム離れ、高さ寸法の自動計測に使用されていくとのことです。技術が進んでいくことで今までに比べ正確にニーズをとらえられることが出来るようになり、より速くお客様に提供できることが可能になっていくそうです。我が社のコンセプトに「最新の技術にて敏速に」とありますが、まさにこのようなことだと思いました。」
「各企業が様々な先進的技術の紹介をしていました。私はMMSの技術の進歩は、とりわけ当社の業務の今後に関ってくるのではないかと思います。MMSの測量機器というのは、従来は車載固定型という性質上、走行できるのは公道に限られていました。しかし、技術の向上によって電車・船・改造車などにも取り付けることが可能になり、業務の幅の拡大及び効率化が見込めると思われます。このような時代の変化によって今より仕事が減少するのか、仕事を増加させることができるのかは今後の我々次第であり、常にアンテナを張っていなくてはならないと感じました。」